三菱大夕張鉄道雑誌『鉄道ピクトリアルNo.259』追加03/9/6
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【書 名】 『シューパロ川のほとり』 【著 者】 栂 苓子 渡部 侃 【著者略歴】 栂 苓子(つか れいこ) <本名 小田島敏子 東京生> 父の仕事の関係で,小学校一年から高校までの12年間を,夕張市鹿島の炭坑町で過ごす。卒業後,国立音大にて幼児教育を専攻。幼稚園教諭,ヤマハ音楽教室講師,HBC放送劇団員,薔薇会音楽教室主催,等を経て現在,東海大学医療技術短期大学女子学塾勤務。 <渡部 侃(わたなべ かん) 本名同じ> 武蔵野美術大学卒 創作画人協会理事 能雅院同人。作者栂 苓子とは鹿島中学校,夕張南高校を通じて同期。 |
【初 版】 1994年6月10日発行 【発行元】 〒112 東京都文京区目白台2−13−2 近代文芸社 (tel) 03-3942-0869 (fax) 03-3943-1232 【定 価】 2000円 ※現在品切れです。復刊の為にぜひ一票を! >>復刊ドットコム |
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【書 名】 『ぼくと相棒』 【著 者】 鹿島 春光 竜田 亘 【本の紹介】 シュ―パロ湖に注ぐ沢に,一発当ててやろうと,巨大なアンモナイト探しに出かけた大学生二人のアブナイ体験を描く短編小説。ストーリーは面白いです。第2回朝日新人文学賞受賞の作品。 |
【初 版】 1991年6月1日 【発 行】 朝日新聞社 【定 価】 1100円 ※発行元に問い合わせたところ,在庫品切れで,再版の予定はないとのこと。運がよければ古本屋で巡り合えるかも。 |
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【書 名】 『北海道聞き書き隊選集』 第2回日本聞き書き学会応募作品 【著 者】 日本聞き書き学会 【本の紹介】 人や地域の歴史を聞き書きという手法によって後世にのこそうとする日本聞き書き学会の会報。聞き書き応募作品の最優秀賞が松浦武四郎賞。そのノミネート作品に聞き書き田森睦夫『加川三郎語り 北のアルバム−大夕張のワンハンド・フォトグラファー』が掲載されています。 |
【発 行】 平成14年3月15日 【編集・発行・著作】 日本聞き書き学会 (事務局)060-0001 札幌市中央区北1条西8丁目2-8 ビーアールビルセンター内 |
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【書 名】 『山里にダムがくる』 【著 者】 菅 聖子・文 大西暢夫・写真 【本の紹介】 全国8ヶ所のダム建設予定地を訪ねそこに暮らす人々の生活を文と写真でとらえたノンフィクションです。そのうちの1ヶ所として『2 炭鉱の町の終わり〜夕張シューパロダム 北海道夕張市〜』の章で大夕張が取り上げられています。 山と渓谷1999年2月号に掲載されたということから,1998年頃の大夕張をルポしたものと思われます。 |
【初 版】 2000年5月20日発行 【発行元】 山と渓谷社 【定 価】 本体1500円+税 |
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【書 名】 『地図で今昔』 【著 者】 今尾恵介 【本の紹介】 国土地理院発行の新旧の地形図を比較しながら地域の移り変わり,歴史を辿ります。大夕張は,「鉱山の盛衰」中の『原始林の谷は炭鉱町となり,やがて水底へ 北海道・大夕張炭山』(P164〜P169)で取り上げられています。 |
【発 行】 1999年11月1日 【発行元】 けやき出版 【定 価】 本体1600円+税 ISBN4-87751-089-3 C0025 |
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【書 名】 『私の夕張』 【著 者】 花井 正弘 【本の紹介】 夕張鉄道や三菱大夕張鉄道の写真集です。廃止直前の夕鉄や三菱大夕張鉄道のSLの最後の雄姿・沿線の人々の表情を生き生きとカメラはとらえています。昭和48年頃の三菱大夕張鉄道で通学する高校生達の屈託のない明るい笑顔が印象的です。 |
【初 版】 1981年10月30日発行 【発行元】 〒336-0003 埼玉県浦和市元町2-6-14 草原社 【定 価】 3200円 ※すでに絶版となり,入手は難しいですが,草原社に問い合わせてみると何とかなるかもしれません。 |
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【書 名】 安藤文雄写真集 『夕張(ふるさと)を見つめた半生紀』 【著 者】 安藤 文雄 【本の紹介】 夕張市若菜に住み,北高教師や住職を務める傍ら50年にわたり夕張の変遷を撮り続けた写真の中から317点を絞って本にした写真集です。街並みや人々の暮らしを昭和24年から現在まで生き生きととらえています。大夕張についても8ページにわたり昭和40年頃の街並みや裸まいりの写真などがでています。 |
【初 版】 平成10年10月1日 【発行元】 安藤文雄写真集発刊委員会 【定 価】 2800円 ※自費出版。1000部を石炭博物館や夕張市内の書店で扱っているそうです。 |
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【書 名】 『写真集 明治・大正・昭和 夕張』 【著 者】 夕張郷土資料保存研究会編 【本の紹介】 同時期に発刊された『夕張市史』の写真集的性格の本。全国の市町村について当時発行されたシリーズの一冊。昔の夕張市の代表的な建築物や町の様子を伝えます。大夕張の写真も数多くのっています。 |
【初 版】 1981年10月31日発行 【発行元】 〒170 東京都豊島区巣鴨3-5-18 国書刊行会 【定 価】 4800円 ※初版から時が経ち,図書館や古本屋でしか見ることはできないと思います。 |
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【書 名】 『白 夜』(全4巻) 【著 者】 渡辺 淳一 【本の紹介】 昭和34.5年頃作家としてデビューする前の渡辺淳一が三菱大夕張炭鉱病院に研修医として勤務していました。比較的のんびりと過ごしたそんな時期の看護婦たちとの交流を中心にえがかれています。著者の自伝的5部作全5巻のうち,第3巻『青芝の章』に大夕張時代が載っています。炭鉱の様子を伝えるものとしては,第2巻の雄別炭鉱時代の描写の方がなまなましくえがかれています。 |
【初 版】 昭和59年1月 【発 行】 中央公論社 【定 価】 400円 ※現在は新潮文庫の一冊として出ているので,入手は容易だと思います。 |
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【書 名】 『屈折回路』 【著 者】 松本 清張 【本の紹介】 昭和35年の大夕張を中心に発生したポリオ流行を題材に,主人公が大夕張保健所長に話を聞きに訪ねるという設定で小説の中に登場します。作者は現地を訪れていないということなのですが,それなりに町の特徴については伝えています。 |
【初 版】 1997年7月 【発行元】 文芸春秋 【定 価】 460円 ※現在文春文庫の一冊として出版されています。著名な作者の作品なのでこれも入手は容易でしょう。 |
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【書 名】 『鉄道を書く』 種村直樹自選作品集III 【著 者】 種村 直樹 【本の紹介】 鉄道のページにも掲載しましたが,著者は元新聞記者ということもあり,『大夕張鉄道の晩歌』(P101〜109)の章では訪れた昭和48年当時閉山でゆれる大夕張の様子を鉄道や人々とのふれあいを通して淡々とえがいています。 |
【初 版】 2000年11月24日 【発行所】 株式会社 中央書院 【定 価】 本体2500円(+税) |
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【書 名】 『鉄道廃線跡を歩くX』 【著 者】 宮脇 俊三 【本の紹介】 全国の鉄道廃線跡を調査探訪したシリーズの一冊。三菱鉱業大夕張鉄道について4ページにわたり載っています。南部出身の鉄道研究家,奥山道紀さんによって,その歴史と現況について紹介されています。 |
【初 版】 1997年12月1日 【発行元】 JTB 【定 価】 1700円 ※JTBのこのシリーズを扱っているような書店ではすぐに見つかると思います。 |
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【書 名】 『鉱山(ヤマ)のSLたち』 〜北海道の炭砿鉄道〜 【著 者】 信賀 喜代治 【本の紹介】 昭和48年当時,消えゆく北海道の炭砿鉄道を紹介した本です。62ページの文庫サイズで,一般向けに平易に鉄道の沿革を記しています。もちろん三菱大夕張鉄道についても,岳富町商店街をバックに走るbSとダルマストーブの写真とともに解説があります。 |
【初 版】 昭和48年10月11日 【発行元】 みやま書房 【定 価】 185円(本体180円) ※地方史関係の出版社です。発行も古く入手は困難かと思っていましたが,北海道開拓記念館の売店に置いてあるそうです。 |
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【書 名】 『廃線跡懐想』(北海道) 【巻頭紀行】 宮脇 俊三 【本の紹介】 宮脇俊三氏の『時刻表おくのほそ道』より,「大夕張鉄道」の思い出の乗車記が巻頭紀行の一つとして掲載されています。『三菱鉱業大夕張鉄道とシューパロ湖畔の森林鉄道』114ページ〜123ページにかけて,鉄道研究家の奥山道紀さんが書いています。写真も多数。大夕張鉄道の列車運行図表も掲載。 |
【初 版】 2002年4月1日 【発行】 JTB 【定 価】 2000円(税別) |
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【書 名】 『山の花ずかん・夕張山地』 【著 者】 梅沢 俊 【本の紹介】 夕張岳山麓を含む,夕張山地の高山と亜高山を中心に生育する花の咲く植物とシダ植物が写真と解説とともに掲載されています。初心者にもわかりやすい構成と,携帯に便利なサイズの本です。 |
【初 版】 1993年6月18日 【発 行】 北海道新聞社 【定 価】2200円(本体2136円) 北海道新聞社のHPより通販等も可能です。 |
雑 誌 |
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【週刊金曜日】 No.206 『夕張シューパロダム集団移転 消えゆく町 去る人々』 写真・木村聡 文・平田剛 |
【発行日】1998年2月13日 【発行所】 株式会社金曜日 バックナンバーは入手可 |
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(01/9/15より)
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