小・中学校で使われたストーブ


(昭和40年代)


小学校から中学校,冬になると,生徒から向かって左手の黒板前にこのストーブがデンとひかえていました。日直(火の当番)にあたると,寒い朝早めに学校に出かけていって,古新聞と薪,そして文化たきつけを使って火をおこしていました。また,休み時間には石炭をシャベルで入れて燃やし,灰をデレッキでつついて落として火の番をしていたものです。石炭庫からの石炭運びや灰捨ても大切な仕事でした。中学校の頃,このストーブの上にのせてある蒸発用のたらいに給食時間になると,牛乳を入れて温めて飲んでいたことを覚えています。冬になるとストーブのまわりを大勢の級友が囲み,他愛もない話で大いに盛り上がっていたものでした。


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